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エブリィフレシャスとこだわりの暮らしGood Lifestyle

vol.4 エッセイスト、整理収納アドバイザー 柳沢 小実さん | “お茶の時間”が、エネルギーチャージに。

日々の暮らしのなかにあるささやかなことに楽しみを見つけ、自分にとっての「好き」や「心地よさ」を意識して生活する。そんな毎日の積み重ねが「自分らしさ」を作っていく———。「every frecious」を愛用している自分なりのライフスタイルやものさしを持った人に話を聞く本連載。4回目はインテリアスタイリストの大谷優依さん。シンプルかつ優しいムードの家具や小物選びや空間コーディネートに支持を集める彼女の住まいを訪ねた。

Chapter 01 “何も語りかけない白”をベースにした、空間づくりを。

大谷優依さん 写真

夫と娘と都内の賃貸マンションに暮らす大谷優依さん。子どもの誕生を機に、2人暮らししていたマンションから広々としたヴィンテージマンションに住まいを移した。以前暮らしていた家の間取りはワンルーム。そこで「好きなものを愛で、ものに囲まれる暮らし」を楽しんでいたが、家族3人になったリビング空間は、その“逆の発想”をベースにしつらえているようだ。がらりと様変わりしたインテリア空間は、シンプルかつモダン。北欧で暮らすデザイナーの邸宅のように細部までこだわり抜かれたセンスの良さが際立っている。「白」や淡い色をベースに整えた「余白」が心地よく、“日々の生活”そのものの質が変わりそうである。大谷さんの笑顔が、そのことを静かに語っている。天然素材の家具でまとめられた空間の中に、ホワイトカラーの「every frecious tall」が自然と溶け込んでいる様子も素敵だ。

窓辺につくったダイニングコーナー 写真


無垢材でつくられた丸テーブルに合う天然素材の椅子など 写真

窓辺につくったダイニングコーナー。ところどころに生き生きとしたグリーンを配して、エネルギーが感じられる空間に。無垢材でつくられた丸テーブルに合う天然素材の椅子を数脚置いた。

「以前の部屋より広くなって、物を収納できるスペースと部屋数が増えたことで、リビングと仕事をする空間を分けて考えられるようになりました。だから、家族皆で過ごす空間は、極力ものは置かずにシンプルな空間にしたくて」

個人のものはそれぞれの個別の部屋に置けるようになったという。

「それによって、だいぶすっきりと暮らせるようなったと思います。ものが多い空間にいると、なんとなくもののエネルギーに圧迫されてしまうようなところがあり、リラックスできないんです。だから、今はとっても居心地がいいですね。旦那さんがこの家そのものの素敵さに感化されて『この家に申し訳ないから』と言って、すごい掃除をするようになったりして。キッチンは単独の空間になっていて、いろいろと動線が整っているのでやらなきゃいけない家事そのものが明確になってきたように思います」

心から気に入った住まいに暮らしていると、空間そのものへの愛着がじんわりと生まれて、日々の営みがより良いものへと変わっていく。

丸みを帯びたインテリア 写真

部屋をぐるり見渡すと「直線」ではなく「曲線」でつくられた家具がほとんどを占めていることに気付く。丸みを帯びたフォルムは、大谷さんの好みなのだろうか。

「家具のほとんどはこの家に合わせて新たに調達しました。丸いぽってりとしたフォルムのものに、可愛らしさと少しファニーな風情が感じられるところが好き。直線的なデザインのものは、自分的には少し緊張してしまうんです。自然と心が和むものに惹かれ、丸みを帯びたものが集まってきているのかもしれません。部屋の空間を『白』を基調とした理由は、『何も語りかけてこない色』だからかもしれません。ブルーも好きですが、心を透明な気持ちにさせてくれるような空間に身を置いておきたくて、落ち着いた優しい色みで揃えたいと思ったんです」

大谷さんの家のevery frecious tall 写真

Chapter 02 育児をサポートしてくれた、ウォーターサーバーの存在。

大谷さんがお水をセットしている 写真

ダイニングテーブルとキッチンスペースの間の通路に「every frecious tall」が配置されている。デッドスペースをしっかり活用した収まりが綺麗だ。隣には、子どものおもちゃをまとめて収納している木箱を並べ、「電化製品」単体が“浮かないひと工夫”がされている。

「ウォーターサーバーを生活に取り入れようと思ったのは、育児がきっかけです。育児にまつわる学びを得るために、とある『YouTube』コンテンツを見ていたのですが、そこでの気付きは子どもに飲ませるミルクを作るのが地味に大変であるということ。サーバーを取り入れることで、すぐに水やお湯を注げる利便性は、仕事と育児に忙しい身を助けてくれるのでは、と想像しました。それからいろいろなサーバーをリサーチして『every frecious』に辿り着きました。やっぱり、家の空間にすっとなじんでくれるデザインがダントツで素敵だと思いました。お湯の温度を70〜75℃*に下げられるところがミルク作りにとっても役立ちました」

*エコモード(冷水・温水の温度を調整し、消費電力を抑える機能)

自家製の梅シロップを水やソーダで割ったもの 写真

そのほかのシーンでは、どんなふうに活躍しているのだろうか。

「子どもは保育園に水筒を持っていくのですが、そのときに彼女は『水がいい』と言うんですよ。安心して飲める水をすぐに手渡せることに静かな安堵があります。改めて俯瞰すると、育児をするようになってから“水との関わり合い方”が徐々に変わってきたように思いますね」

そして、慌ただしい日々のなかで、ほっとひと息つけるお茶の時間にも「tall」は活躍しているという。最近、大谷さんがハマっているドリンクは、自家製の梅シロップを水やソーダで割ったものだ。

「知人の家に梅の木があって、結構多めにいただいたんです。せっかくなのでシロップを作ってみようと思い立って、はじめて作ってみました。『every frecious』のおいしい水だと何度も継ぎ足して飲みたくなります。寒くなってきたらサーバーからお湯を注いで白湯を飲む習慣をリスタートしたいです」

大谷優依さん 写真
プロフィール

大谷 優依(おおたに ゆい)

雑誌と書籍のエディトリアルデザイナーを経て、2012年インテリアスタイリストとして独立。 ライフスタイル誌を中心に雑貨、インテリアや空間イメージのスタイリングを担当。 企業ブランドのカタログ、広告、空間演出なども手がける。

大谷さんのこだわりの暮らしイメージ1
大谷さんのこだわりの暮らしイメージ2
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大谷さんのこだわりの暮らしイメージ9

Photo : Hitoshi Sakurai
edit & text : Seika Yajima

大谷さん愛用中のウォーターサーバー

every frecious tall

“使いやすさ”をデザイン。便利な床置きタイプのオリジナルモデル

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