エブリィフレシャスとこだわりの暮らしGood Lifestyle
日々の暮らしのなかにあるささやかなことに楽しみを見つけ、自分にとっての「好き」や「心地よさ」を意識して生活する。そんな毎日の積み重ねが「自分らしさ」を作っていく———。「every frecious」を愛用している自分なりのライフスタイルやものさしを持った人に話を聞く本連載。6回目は、料理家の小堀紀代美さん。和食をベースに、世界各国のエッセンスを取り入れた親しみやすい家庭料理がたくさんの人から支持されている。彼女が家族とともに暮らすのは、閑静な住宅街にある、西洋建築への憧憬を感じさせる築50年の住まい。この場所を訪れ、ふだんの暮らしで大切にしていることを尋ねた。
大開口の窓、テラコッタのタイルの床のデザイン、吹き抜けの階段。一つひとつの意匠をじっくり眺めるのが楽しいモダニズム建築は、かつて彫金作家がアトリエ兼住居にしていたものだという。小堀さんは縁あってこの家に引っ越し、夫と愛犬サンデーとともに穏やかな時間を過ごしている。
魅力的なレトロな意匠は残しつつ、自分たちの暮らし方に合わせて、ところどころリノベーションした。最大の変化は、もともとは区切られていた空間の仕切りを取っ払ったこと。キッチン&ダイニングスペースが、“リビングの顔”になり、吹き抜けの階段や中庭が、心地よい余白を与えている。北欧らしさを感じるヴィンテージ家具をはじめとした、“暮らしのスタンダード”といえるものがセンスよく配置されている。家具や雑貨は、迎え入れたものを長く使うのが好きだという小堀さん。住まいのカラートーンに合わせて、家具の色を調整したり、家に合う配置を考え直したり、メンテナンスしたり、自分たちが心地よく過ごせる環境を暮らしながら作っている。白を基調とした空間にウォーターサーバー『every frecious tall』もよく馴染んでいる。
床のタイルに合わせて壁や本棚の色をテラコッタカラーにして空間のトーンを合わせた。本棚にはさまざまな料理テーマの洋書が色別に美しく整理されている。
増設したキッチンカウンターの下には、20年以上愛用してきた北欧のヴィンテージチェストを設置している。
小堀さんの好きなものが美しく収まっている自邸を開放し、料理教室を行っているという。
「メニューが季節ごとに変わるので、3カ月に1回くらいのペースで生徒さんがお越しくださっています。料理することも食べることも好きな方が多い印象です。子育てをされている方や仕事で忙しい方は、教室に来てリフレッシュしてくださっているようで。レッスンは3時間半で、デモンストレーションを中心に、時には一緒に手を動かして作っていただきます。試食の時間はゆったりとり、みなさん和気あいあいと雑談しながら、食事を楽しんでいただいていますね」
小堀さんの親しみやすいカジュアルなムードは、自身を“料理勉強家”だと考えているからかもしれない。
「もともと私は、料理家になろうと思って料理を始めたわけではなくて、料理好きが高じてこの道に進みました。最初から上手にできたわけでもないんです。生活の中で料理を作り、失敗と学びを繰り返していく日々がずっと続いている感じです。料理に向き合う時間が長くなるほど、『生涯をかけて学んでいくこと』だという実感がしみじみ生まれてきたように思います」
小堀さんが作る料理は、レストランの一品のように華やかなのに、家庭でも再現しやすい気軽さを兼ね備えている。食材の組み合わせが新鮮で、自分で作って食べることの楽しさや豊かさを教えてくれる。毎日の食卓へすっと溶け込むような一品の魅力に惹きつけられ、彼女の料理教室のファンになる人は後を絶たない。
「生徒さんや仕事関係の方々など、日常的にゲストを迎えることが多いので、ウォーターサーバーがあると、とても暮らしがスムーズに運んでいくように思います。『every frecious tall』は、デザインが素敵。テカテカしていないマットな質感がインテリアと相性も良くて気に入っています」
吹き抜けの階段のそばにある細い柱に対して、シンデレラフィットしている『every frecious tall』。
「料理教室に通う生徒さんには『自由に、気兼ねなく水を飲んでね』と伝えて、セルフで水を飲んでもらうスタイルにしています。浄水型ウォーターサーバー『every frecious tall』は、水道水を浄水し、ボタンひとつで温かいお湯、常温、冷たい水が飲めるところがとてもいいですね。市販の浄水ポットを使って浄水する場合は、ポットの容量がコンパクトなので何度も水の入れ替えをしないといけなくて手間がかかります。そういったことを考えると、このウォーターサーバーは、5.7リットル分をキープできる十分な容量があるので助かります」
小堀さんの朝のルーティンは、白湯を飲んで、体をじんわりと温めることからはじまるという。そうした場面でもウォーターサーバーが暮らしを支えている。
「『every frecious tall』は、白湯を飲むときにも便利だと思います。温かいお湯をグラスに注いだあとに、ボタンを押して冷たい水を少し加えたら自分の飲みやすい温度に調整できるので。やっぱり、ケトルでお湯を沸かすとワンアクション増えますし、ちょっとずつ冷ましながら飲む感じになって、飲むタイミングが意外とスムーズにいかないこともあると思うんです。そういう意味でも、ウォーターサーバーの使い勝手の良さはとても快適。夏場はいつも以上に水分補給を意識的に行うようにしています。浄水した水をそのまま飲むことも多いですが、気分を変えたいときは、『ハーブシトラスウォーター』を作ることも。レモン、オレンジ、ライムなどの柑橘とミントやローズマリーなどのハーブを水に浸けるだけで、鼻腔をくすぐるいい香りの水が作れます。ここのところ、うだるような暑さを感じる日も多いので、爽やかな香りに包まれて、気分をリフレッシュするのもおすすめですよ」
野菜はボウルに水を張って、表面の汚れを落としながらみずみずしさを戻す。
サーバーの水は、料理を作るときにも活躍している。
「米を洗うときは、水道水を使っていますが、米を炊くときや出汁をとるときは、浄水の水を使います。その方が“澄んだ味”になると思うんです。今年の夏は、冷たいスープを作るときにも浄水の水を使いたい。夏になるとよく作るのが、スペイン南部・アンダルシア地方で生まれた冷製スープ、ガスパチョです。もともとは、畑で働く労働者たちが夏の暑さをしのぐために食べていた、シンプルな料理なんです。私は生野菜をポリポリといただくことも好きですが、ガスパチョを野菜ジュースのような感覚で、喉が渇いているときに飲むのがとても好き。必要材料は、水、トマト、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、ビネガー、オイル、塩など。バゲットをちぎり、水に浸して野菜と一緒にミキサーにかける作り方もありますが、その場合はスープの質感がドロッとするので私はバゲットを入れずに、スープに添えていただくことが多いです」
愛犬サンデーと戯れる穏やかな時間を大切にし、季節のうつろいを感じながら料理や暮らしに丁寧に向き合う。そうした日々の積み重ねのなかに、小堀さんらしい心地よさが息づいている。
小堀 紀代美(こぼり きよみ)
料理家。東京・富ヶ谷にあった人気カフェ『LIKE LIKE KITCHEN』を経て、東京都内で同名の料理教室を主宰。旅先や洋書からインスピレーションを受けたり、素材の組み合わせの妙を探ったりしながら、新たなレシピを常に探求。だしやスパイスを使ったレシピにも定評がある。近著は『いつもの野菜ひとつで美味レシピ: おかず、おつまみ、常備菜、使い切りにも。』(小学館)。『GABAN® 気軽なスパイスレシピ』(飛鳥新社)など。
Photo : Hitoshi Sakurai
edit & text : Seika Yajima
小堀さん愛用中のウォーターサーバー
【動画】心を満たす、ここちよい暮らし



